ウェーブ(Wave) 1/24 装甲騎兵ボトムズ スコープドッグ組立てレビュー
トコトンむせて作ってみました。
40年の時を越えて販売してくれたWaveさんに感謝の意を込めて改造無し成型色を生かして制作しました。
下半身をローラダッシュなどでチッピング多めに上半身に向けて少なくしてます。
ヘビーマシンガンは他人のを拾った感じにホワイトウェザで違和感を出しました。
触って遊べるよう全クリア塗装で表面保護してます。
ギミック
降着姿勢できます
差し替え無しで降着姿勢が出来ます。腕も真っ直ぐ下ろして拳を着いた状態がアニメに忠実です。
40年経った今、この変形をギミックで再現したのが素晴らしい。
コックピットハッチ開閉
1/24サイズならではのコックピットハッチが開閉します。ハッチを開けるとキリコが座ってます。ハッチの蓋とフレームのサイズがピッタリです。
アームパンチ出ます
接近戦で有効なアームパンチが再現されてます。火薬でガンガンガンと3回1セットのトリプルタップで敵のコックピットを潰します。
腰に予備薬莢が付いてるのもマニアックですね。
ターンピック刺さります
ローラーダッシュでクイックターンを再現するターンピックがちゃんと動きます。収納時はしっかり固定出来るようにポリキャップで保持されててこだわりの設計ですね。
ローラーダッシュ
ボトムズのATと言えばローラーダッシュ。
足裏のローラーは回転こそしませんが別パーツで作られており立体感があります。
バイザー上がります
カメラが壊れても大丈夫。バイザー上げて目視で戦えます。
キリコはここからショットガン撃ってイプシロンのATと平気で戦ってました。
ターレットレンズ回ります
アニメのオープニングでメインカメラがガシャンガシャン回るの見て感動してました。緑が通常時、赤が接近戦で切り換えてましたね。レンズはクリアレンズで作られてます。
首振りOK
頭が戦車の砲台みたいに回ります。ターレットレンズも左右にスライドも可能。ミリタリー色強いロボット。これデザインした大河原先生は凄い方ですね。
接着部分
このキットは接着剤不要で組み立て可能です。40年前のプラモデルは全部接着剤を塗らないと行けなかったのに技術の進歩でスナップフィットで完成できます。ただ合わせ目やポロリを防ぐため一部接着しました。
- 肩、もも、ふくらはぎを合わせ目消しのため接着しました。
- 強度の都合上、両肩内側、首、肘、手首を接着してます。
- 拡張用穴蓋パネルは接着せずにハメ込みました。
レシピ
新作1/24キットをストレート組(合わせ目消し)
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コピック0.02mmペンで墨入れ
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デカール貼付け(説明書通り)
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水性つや消しクリアー(クレオス)をエアブラシで塗布
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タミヤウェザリングマスターとリアルタッチマーカーで汚し入れ
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水性つや消しクリアー(クレオス)をエアブラシで塗布し表面を保護しました
小生の感想
いつもバンダイのプラモデルしか触ってないのでWAVEのプラモデルは初めてで不安でしたが素晴らしい完成度ですね。
接着剤不要で合わせ目も少なく素組みでも十分満足できます。色もランナーが分けられているので塗装も要りません。モールドもしっかり掘られていて繊細です。
しかも、降着姿勢やターンピックまで動作可能というパーフェクトな製品。
ちょっとお値段高いけど、アニメのスコープドッグを忠実に再現しており放送当時から40年後に新技術で販売とか、もう夢を見ているような感覚です。
作って楽しい最新WAVE1/24 スコープドッグでした。ありがとう株式会社ウェーブ。
旧キットのラウンドムーバーが装着できます
40年前に発売されたタカラSAK 1/24 スコープドッグのラウンドムーバーとパラシュートザックが無加工で装着できます。互換性があるなんてWaveさん素敵です。